関西ペイントの2022年12月より試験販売を開始ししていた自動車補修用オール水性システム
「EVシステム3.0」はクリヤーにおいて溶剤塗料並みの作業性・乾燥性を実現したほか、
プラサフ・ベースコート・クリヤー・硬化剤及び希釈水などの全ての工程において
有機溶剤中毒予防規則(有機則)の非該当化を達成した製品シリーズになります。
他にも、水性塗料の耐スリ傷性クリヤー・プラスチックプライマーをラインナップ。
艶消し仕様への対応も可能となり、システムの補修範囲が大幅に拡大しています。
試験販売期間中、モニターからの意見を考慮し細かな改良を重ねた結果、
「溶剤塗料と変わらない使い心地」「現行品と比較し使い易さが大きく向上した」等の
高い評価を得たことで、4月より本格販売を開始しました。
個人的には前バージョンで研修を受けているのですが、やはり乾燥面での不満を感じました。
今回の「EVシステム3.0」は乾燥時間もかなり短縮されたようで、クリヤーを例に出すと
60℃×20分でOKだそうです。水性塗料が普及する事で、クリーンな職場環境になるので
塗装の仕事に興味の無かった人や女性のスプレーマンが増えると嬉しく思います。
今回紹介したシステムの案内動画を貼っておきますので
興味のある方はご覧ください。