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フック(塗装治具)の洗浄が圧倒的に楽になる!「フックリン」のご紹介です。

先日、お客様から塗装に使用しているフック(塗装治具)を楽に洗浄できるものを探してほしいと依頼されました。

このフックとは塗装する物を引っかけてスプレーガンで塗装しやすくする物です。

スプレーガンで塗装をするとフックにも塗料が飛散し汚れていきます。

こういった物がフックです。

お客様は今までフックに剥離剤を塗布しスクレーパーや固い物で削り落としていたそうです。

フックは塗装される時にたくさん使用するため一つ一つ手で落とすことは容易ではないですし、時間も想像以上に要します。

そこで株式会社ソーラーの「フックリン」をお勧めいたしました。

フックリンはフックを漬けておくだけで塗膜が剥離する優れものです。16時間以上漬けておくことで剥離し翌日にもフックが使用可能です。

使用方法も簡単です。

1.フックリンを剥離槽へ投入します。

2.水を3cm層になるように静かに投入します。比重差できれいに分離します。

3.フックを槽にいれ16時間以上放置します。(フックの汚れ具合や気温(特に冬場)によっては時間がかかることもある)

4.フックを引き上げ十分剥離していれば乾燥後、水洗いなしで使用可能になります。

剥離槽ですがメーカーから販売している専用容器等ではございません。メーカーに問い合わせたところステンレスの容器がサビにくいのでお勧めとのことでした。

水が入るため金属容器ですとステンレス容器よりも錆の発生が早いため交換時期が短い。プラスチック容器でも使用は出来るそうですが時間が経つとプラスチックなので硬化し割れて漏れる恐れもあるためお勧めできないとのことでした。

剥離槽から取り出したフックは洗浄用シンナー等で拭き上げると表面もさらに綺麗になります。

槽内の剥離した塗膜は金属メッシュ等を使ってお掃除すると剥離効果が持続しますし、フックリンが目減りしてきた時は補充するだけで継続使用が可能です。

塗膜の剥離実績は

溶剤

・フタル酸樹脂(90度強制乾燥塗膜)

・アクリルメラミン樹脂(130度焼き付け塗膜)

・アクリル樹脂(160度焼き付け塗膜)

・2液型ウレタン樹脂(常乾塗膜)

・2液型エポキシ樹脂(常乾塗膜)

・エポキシ樹脂耐熱塗膜(170度焼き付け塗膜)

粉体

・ポリエステル樹脂(180度焼き付け塗膜)

・エポキシポリエステル樹脂(180度焼き付け塗膜)

・エポキシ樹脂(180度焼き付け塗膜.)

電着(ED)

・エポキシ樹脂(180度焼き付け塗膜)

これだけの剥離実績があります。

お勧めをしたお客様は帰りにフックを剥離槽に入れて帰り、翌日出社してお昼くらいには綺麗になっていると大変お喜びでした。

塗装されるフックや塗装治具の洗浄に悩んでいる方はぜひフックリンをご検討してみてはいかがでしょうか?ご相談等のご連絡お待ちしております。