先日、大型車輛の塗装をされている顧客が工場内で使用する高所作業車を購入されました。
高さは最大で8ⅿ、最大積載も450㎏まで可能なので、2人で乗ってパーツの
組付けなんかにも使えます。
なんと言っても購入された最大の目的が、塗装作業性の向上にあります。
今までは10尺の脚立を使い、縦に上り下りしながら1m程の横幅を塗り、
終われば脚立を横に移動させて同じ作業の繰り返し…10tトラックの荷台
なんかだと、片面塗るにも10往復ほどは上り下りしないといけません。
そんな苦労が高所作業車の導入で180°変わったそうです。
作業時間が大幅に(1/3程度)短縮し、体力的にもラクになり、作業時の安全性が
飛躍的に向上しています。(以前、別のお客
さんが脚立から足を滑らして落下。
踵を複雑骨折されたことがありました)
注意点としては、塗装作業をするために開発された商品ではありませんので
塗料のミストや溶剤などで故障する可能性も否定は出来ません。
作業車の養生はもちろん排気設備の風上から塗装するなど考えながら作業されてます。
1台300万円以上しますが、社員を一人雇うことを考えると…皆さまはどうお考えでしょう?
新しい取り組みだと思いますので今後の動向も追っていくつもりです。