京都で塗料を扱い130余年、FUKUZUMIは皆様の様々なご要望にお応えします。各種塗料からカッティングシート、車両ラッピング、ラベル/ステッカー製造まで。

075-682-7158
平日9:00~17:00
京都市南区上鳥羽塔ノ森東向町565

「サビシャット」にスプレー缶も登場しました!

大日本塗料が販売している「サビシャット」はサビを凝固させその上から塗装を可能にする画期的な製品です。

お客様からは大変ご好評を頂いており、今回はスプレー缶が新たに登場いたしました。

鉄は酸素と水が付着すると腐食がはじまりサビになります。そこに塩分が加わると腐食がさらに加速します。

サビになった部分の塗装方法は一般的にケレン(削ったり磨いたりすること)を行いサビを完全に除去してから塗装を行います。サビが残ったまま塗装を行うとサビと塗膜の間に水が入ったりして塗膜の膨れや剥がれ等、様々な塗膜不良の原因に繋がります。

ただ長期的に放置されたサビは鉄の中まで進行していたりと完全に除去するのが難しいです。

ここでサビシャットが大活躍します。

サビシャットはA液B液を混ぜて使用する2液タイプの塗料です。

まず脆弱なサビをケレンして落とします。

その上にサビシャットを塗布します。A液の湿気硬化形樹脂がサビ層の水分を取り込んで固め、サビを強化します。

B液のイオン固定化剤がサビの中に入り込み腐食抑制剤を放出し、代わりに塩分を取り込みます。イオン固定剤の中に塩分を取り込むことによりサビを加速させる塩分を無害化します。B液から放出された腐食抑制剤が鉄とサビをはがれにくくさせて不動態化させます。A,B液がそれぞれ水分と塩分を無害化。これによってサビの進行を停止させます。

こういったシステムでサビを無害化させその上から塗装を可能にするのがサビシャットです。

サビシャットスプレーですが使い方も簡単です。準備作業は以下のとおりです。
1.スプレー缶をよく振る
2.スプレー缶の上下に黒と透明のキャップがあるのですが透明側のキャップを外し、スイッチを押します。(鉄やコンクリート等固い物に押し付けてスイッチを押すこと)

3.容器を逆にして約10分放置する
4.容器を30秒ほど上下に振る

これで準備完了です。塗装方法は脆弱なサビをケレンして落とし、その上にサビシャットを塗装するだけです。

下地状況にもよりますが1缶約1~1.5㎡塗装できます。色はグレーのみです。

保管状況にもよりますが未開封で1年。透明のキャップを外してスイッチを押すと48時間以内は使用可能です。

サビシャットはケレンの手間暇を考えたり騒音や粉塵の発生を低減することが可能となります。

特に高所でのケレン作業、例えば橋梁や高さのある鉄塔等のメンテナンス作業でケレン作業を行うのは大変だと思います。しかし、サビシャットを使用すれば作業効率も良くなり、大幅に楽になります。

サビでお困りのお客様は是非ご相談ください。ご連絡お待ちしております。

HYBRID COOL VEST

今年は例年にも増して記録的な猛暑が続いています。 ここ数年で一気に普及している冷感服ですが、当初は下記のような 電動のフ

Read More »