京都で塗料を扱い130余年、FUKUZUMIは皆様の様々なご要望にお応えします。各種塗料からカッティングシート、車両ラッピング、ラベル/ステッカー製造まで。

075-682-7158
平日9:00~17:00
京都市南区上鳥羽塔ノ森東向町565

アスファルトの黒色を再生

先日お客様より相談をいただいた案件について、塗料を紹介します。

いただいた相談が「サビなどで汚れたアスファルトをきれいな黒にしたい」という内容でした。

 

一般的にアスファルトに塗装できる塗料は水性塗料になります。

これは溶剤塗料を使うとアスファルトがブリード(にじみ)してきれいに仕上がらないためです。

そのため今回は水性塗料の黒色でつや消しのものを探してみました。

 

ご紹介する塗料は、アトミクスの「水性パーキングブラック」です。

商品名でどんな塗料か分かってしまいますね。

元々はアスファルト駐車場(駐車スペース)の美装や保護、アスファルトの化粧直しとして

使用される塗料になります。

 

特長は、

・退色・白化したアスファルトが黒々と再生

・環境にやさしい水性タイプで取り扱いやすく、低臭

・乾燥性に優れ、短時間で開放が可能(気温23℃・湿度50%で約3時間)

・一液タイプなので、ローラーで簡単に塗装が可能

・下地のごみや土、汚れを十分に清掃した上、ノンプライマー(下塗りなし)で塗装が可能

となります。

 

塗装手順としては、

①下地の泥や砂、ゴミ、ホコリ、油等をきれいに清掃する

②下地が十分に乾燥していることを確認して、布粘着テープやマスカーで養生する

③「水性パーキングブラック」をローラーにたっぷり含ませ、均一に2回塗りする

 (2回目は1回目が乾燥後に塗装すること)

 ※ローラーは中毛~長毛タイプを使用して、ゆっくりとローラーを動かして均一に塗る

④乾燥する前に養生を撤去する。

これで完成です。

 

注意点としては、

・透水性や排水性のあるアスファルト面には使用しないこと

・長期間駐車する場所(自動車展示場など)には使用しないこと

・新設のアスファルトに使用する場合は、2週間以上の養生期間を取ってから塗装すること

などがあげられます。

 

今回の案件は、一度試し塗りをしていただいてから、100㎡ほどの塗装になる予定です。

 

工事現場でアスファルトの汚れをきれいにしたい方や駐車場の管理をされている方など

1缶(16Kg)で駐車場の車2台分のスペースを塗ることができます。

興味のある方はぜひ福住商店までお問い合わせください。

 

 

 

HYBRID COOL VEST

今年は例年にも増して記録的な猛暑が続いています。 ここ数年で一気に普及している冷感服ですが、当初は下記のような 電動のフ

Read More »