京都で塗料を扱い130余年、FUKUZUMIは皆様の様々なご要望にお応えします。各種塗料からカッティングシート、車両ラッピング、ラベル/ステッカー製造まで。

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帯電防止塗料について

お客様からいただいたお問合せの中から、塗料の紹介をしてみようと思います。

先日いただいたお問合せでは、「室内の平面部分でホコリがたまるのを防ぎたい」という目的で帯電防止の塗料を

探されていました。

 

 

通常帯電防止塗料は工場内やクリーンルームなどにおいて使用されることがメインになります。

特に、工場内の天井、壁、床、機器類に使用されることが多く、静電気による障害を防止する目的で使用されます。

その静電気による障害として主なものは、

①帯電物へのホコリの付着

②静電放電

の二つがあります。

①は天井や壁に帯電防止塗料を塗ることで、ゴミ・ホコリの付着や蓄積がなくなります。

②は工場で帯電した物体が静電気に敏感な半導体素子に触れた場合、完全に破壊してしまう危険性があります。

このような場合でも事前に静電気が帯電するのを防ぐために、帯電防止用塗料を塗装する必要があります。

 

 

そして今回の場合ですが、室内の石こうボード面への施工のため、水性塗料を希望されておりましたので、

大日本塗料製品の、「クリーンテクノ水性」と「クリーンテクノ水性#500」をご案内しました。

前者は艶消し、後者は2分艶程度の仕上りになります。

共に淡彩色での調色が可能で、施工中も極めて臭気の少ない塗料です。

通常の水性塗料と同じ用に使用していただける塗料で、帯電防止の機能を持っています。

 

 

この大日本塗料の「クリーンテクノシリーズ」には、水性タイプと溶剤タイプがあり、溶剤タイプの中には

2液性エポキシ樹脂塗料の常温乾燥タイプ(主に床や鉄部に使用)と焼付タイプ(主に鋼板やアルミニウム材に使用)

の2種類があります。

そのため工場内部で幅広く使用することができ、静電気対策と帯電防止に大変役立つ塗料になります。

 

 

今回のお客様へも「ホコリの防止」だけでなく、幅広く工場などで使用していただけるよう働きかけてみたいと

思います。

 

弊社ではこういった特殊な塗料も取扱いがございます。

塗料のことでお困りの際は、一度福住商店までお問合せください。

お客様に満足していただけるよう全力で対応いたします。

 

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