過去に大谷塗料の「ワルツ エポキシレジン」の取材を掲載いたしましたが、今回は2回目の挑戦をお客様がされたので取材に行きました。
4月は私も大変忙しく、なかなか製作工程中を取材できなかったのですが製作のお話しはお伺いすることが出来ましたので、写真と共にご紹介させていただきます。
今回もテーブルの天板を製作されていました。
前回は木をレジンで固めたとしても、木の呼吸を完全に止めることが出来ずレジンの中に気泡が出来てしまうのが次の課題でしたが、
今回は気泡もほぼ0で、とてもきれいに仕上がっていました。
気泡の入らない方法は企業秘密だそうで残念ながら教えてはいただけませんでした。
今回の作品は小さいテーブルの天板になります。
木を丸く切り落とし、間に穴をあけてその部分だけをレジンでブルーとパールで着色してから固め、その後、全体をレジンで覆い固めた作品です。
レジンの青色が何とも言えない高級感。さらにパールを混ぜることで少し曇ったようにも見えるがブルーの鮮やかさを引き立てています。
しかし、今回は2回目の挑戦ということで新たな試みをされました。完成品がこちらになります。
中に電球を入れました。
電気をつけると着色された青の部分がとても綺麗に移ります。
暗いところだと青が映えてかっこいいです。おしゃれなBARとかホテルで使用すると良いと思います。
気泡もほぼなくとても綺麗に出来上がっています。
以前は気づかなかったのですが、液体状の時は重く感じないのですが固まるととてつもなく重くなります。
また、固まると非常に硬くなり、磨くのが大変だと職人さんがおっしゃっていました。
職人さん曰く、「改善点はまだまだあるし次はもっと規模の大きい物を製作しようと思っている」とおっしゃっていました。
次回の完成品も楽しみにお待ちください。